「福岡-宮崎をひたすら往復すれば効率がいい、とは聞く。で、実際に1日何往復できるのか」
「便数が多い羽田-伊丹のほうが回数を稼げるのでは?」
回数修行の記事はたくさんありますが、「1日に何往復できるか」を実際のダイヤで数えた記事はほとんどありません。感覚で「短距離が有利」と言うだけでは、遠征の日程も予算も組めません。
そこで当サイトが保有するJAL国内線の時刻表データから、同一区間を往復し続けたときの1日の往復回数を全区間ぶん機械的に計算しました。先に結論です。
- 上限は1日5往復=10搭乗=50LSP。該当したのは那覇-久米島と福岡-宮崎の2区間だけでした。
- 便数の多さは回数効率になりません。片道15便/日ある羽田-伊丹は3往復止まり。片道7便/日しかない福岡-宮崎が5往復です。
- 効いているのは便数ではなく1サイクルの短さ。区間が短いほど「行って、折り返して、戻る」の1周が速く、同じ1日により多くのサイクルが入ります。
- 3往復以上を組める区間は50区間あり、4往復クラスは北海道・関西・沖縄に分散しています。羽田発-秋田のように、首都圏を起点にして4往復=40LSPに届く区間もあります。
以下、集計の前提・区間別のランキング・実ダイヤでの組み方・区間の選び方まで順に落とし込みます。
集計の前提:乗り継ぎ20分・平日ダイヤ・理論値
数字の話をする前に、何をどう数えたかを明示します。ここを共有しないと、記事の数字を自分の計画に翻訳できません。
| 前提 | 内容 |
|---|---|
| データ | 当サイト保有のJAL国内線時刻表(公式発表の転載ではありません) |
| 基準日 | 2026年9月9日(水曜)のダイヤ/データ捕捉は2026年8月31日 |
| 対象ダイヤ | 2026年3月29日〜10月24日の夏ダイヤ期間 |
| 乗り継ぎ | 最低20分を確保(当サイトのルート検索・修行パターンと同じルール) |
| 組み方 | 始発から順に、条件を満たす最も早い便を取り続ける方式 |
| 起点 | 往復数が多くなる側を起点として掲載(ダイヤは対称ではありません) |
重要なのは最後の2点です。「始発から順に、乗れる中で最も早い便を取り続ける」という貪欲法で数えた理論値であって、実際に予約可能な運賃があるかどうか、その便に空席があるかどうかは考慮していません。
そしてどちらの空港を起点にするかで往復数が変わります。朝の1便目と夜の最終便の並びが方向によって違うためで、逆向きに組むと1往復少なくなる区間があります。表の「起点」は、多いほうの向きです。
この数字はダイヤ改定・季節運航・遅延欠航で変わります。冬ダイヤに入れば便の並びは組み替わりますし、当日の遅延1本で最終往復が消えることもあります。計画を確定させる前に、必ずルート検索&比較で実際に飛ぶ日の便を確認してください。本記事の順位は「どの区間を候補にするか」を絞るための地図であって、時刻表そのものではありません。
なお運賃データは保有していないため、本記事では金額に踏み込みません。航空券の価格から効率を判定するなら単価スカウター、運賃種別ごとの実質コストを1ptあたりに割り戻すならLSP原価シミュレーターが役割を担います。
1日に組める往復数ランキング(上位20区間)
3往復以上を組めたのは50区間。そのうち上位20区間が次のとおりです。獲得LSPは「往復数 × 2搭乗 × 5pt」で算出しています。
| 順位 | 起点 | 相手 | 往復数 | 搭乗回数 | 獲得LSP | 区間マイル | 起点発の便数/日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 那覇(OKA) | 久米島(UEO) | 5往復 | 10回 | 50pt | 59 | 7 |
| 2 | 福岡(FUK) | 宮崎(KMI) | 5往復 | 10回 | 50pt | 131 | 7 |
| 3 | 丘珠(OKD) | 函館(HKD) | 4往復 | 8回 | 40pt | 90 | 7 |
| 4 | 丘珠(OKD) | 釧路(KUH) | 4往復 | 8回 | 40pt | 136 | 4 |
| 5 | 伊丹(ITM) | 出雲(IZO) | 4往復 | 8回 | 40pt | 148 | 4 |
| 6 | 那覇(OKA) | 宮古(MMY) | 4往復 | 8回 | 40pt | 177 | 8 |
| 7 | 小松(KMQ) | 羽田(HND) | 4往復 | 8回 | 40pt | 211 | 6 |
| 8 | 羽田(HND) | 秋田(AXT) | 4往復 | 8回 | 40pt | 279 | 4 |
| 9 | 伊丹(ITM) | 新潟(KIJ) | 4往復 | 8回 | 40pt | 314 | 4 |
| 10 | 新千歳(CTS) | 仙台(SDJ) | 4往復 | 8回 | 40pt | 335 | 5 |
| 11 | 天草(AXJ) | 福岡(FUK) | 3往復 | 6回 | 30pt | 78 | 3 |
| 12 | 鹿児島(KOJ) | 種子島(TNE) | 3往復 | 6回 | 30pt | 88 | 3 |
| 13 | 長崎(NGS) | 対馬(TSJ) | 3往復 | 6回 | 30pt | 98 | 3 |
| 14 | 鹿児島(KOJ) | 屋久島(KUM) | 3往復 | 6回 | 30pt | 102 | 5 |
| 15 | 新千歳(CTS) | 女満別(MMB) | 3往復 | 6回 | 30pt | 148 | 3 |
| 16 | 新千歳(CTS) | 青森(AOJ) | 3往復 | 6回 | 30pt | 153 | 3 |
| 17 | 伊丹(ITM) | 大分(OIT) | 3往復 | 6回 | 30pt | 219 | 3 |
| 18 | 小牧(NKM) | 出雲(IZO) | 3往復 | 6回 | 30pt | 226 | 3 |
| 19 | 奄美(ASJ) | 鹿児島(KOJ) | 3往復 | 6回 | 30pt | 242 | 6 |
| 20 | 那覇(OKA) | 石垣(ISG) | 3往復 | 6回 | 30pt | 247 | 6 |
同じ集計を全区間ぶん一覧で見たい場合は、固定ページのピストン修行に強い路線ランキングに同じロジックで掲載しています。記事とページで数字が食い違わないよう、両者は同一の計算を使っています。
表の上位2区間は、いずれも区間マイルが59マイル・131マイルと短距離です。一方で下位に並ぶ3往復クラスは200マイル超が目立ちます。順位と区間マイルがきれいに逆相関しているのが、この表から読み取れる最も再現性のある法則です。
「便数が多い=回数が稼げる」は成り立たない
この集計でいちばん直感に反するのが、幹線の弱さです。
| 区間 | 片道の便数/日 | 1日の往復数 | 獲得LSP |
|---|---|---|---|
| 那覇-久米島 | 7 | 5往復 | 50pt |
| 福岡-宮崎 | 7 | 5往復 | 50pt |
| 羽田-伊丹 | 15 | 3往復 | 30pt |
| 羽田-新千歳 | 17 | 3往復 | 30pt |
| 羽田-福岡 | 17 | 3往復 | 30pt |
便数が2倍以上ある幹線が、往復数では6割にとどまります。羽田-福岡は片道17便/日もありますが、3往復=6搭乗=30LSPが上限です。
理由は単純で、ピストン修行の1日は便数ではなく「1サイクルの長さ」に律速されるからです。1サイクル=往路の飛行時間+折り返し待ち+復路の飛行時間。この1サイクルが長ければ、便が何本並んでいても1日に入る回数は増えません。羽田発着の幹線が3往復で頭打ちになるということは、逆算すると1サイクルに4時間前後かかっている計算になります。そこに便が17本あろうと20本あろうと、結果は変わりません。
逆に福岡-宮崎は、後述の実ダイヤで片道45分。往復1サイクルが2時間程度で回るため、便が7本しかなくても5サイクル入ります。
ここから、ピストン区間選びの第一原則が出ます。見るべきは時刻表の行数ではなく、区間の短さです。「便が多い路線=修行向き」という直感は、乗り継ぎ修行(複数区間を渡り歩く型)では正しくても、同一区間ピストンでは逆に働きます。
福岡-宮崎の5往復を実ダイヤで見る
抽象論を具体化します。集計上の福岡発-宮崎5往復は、次の並びで成立していました。
| 往復 | 福岡発 | 宮崎着 | 便名 | 宮崎発 | 福岡着 | 便名 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 07:15 | 08:00 | JL3623 | 08:30 | 09:20 | JL3624 |
| 2 | 09:45 | 10:35 | JL3625 | 11:05 | 11:55 | JL3626 |
| 3 | 12:40 | 13:25 | JL3629 | 14:00 | 14:55 | JL3630 |
| 4 | 15:25 | 16:10 | JL3635 | 16:50 | 17:45 | JL3636 |
| 5 | 19:15 | 20:00 | JL3639 | 20:35 | 21:30 | JL3642 |
この表から、実務的に効く点が3つ読み取れます。
ひとつめは拘束時間の長さです。07:15発から21:30着まで、実に14時間15分。空港到着を考えれば朝6時台には保安検査を抜けている必要があり、実質15〜16時間の行程になります。50LSPは1日で積める上限クラスですが、その対価は丸1日です。
ふたつめは折り返しの余裕です。宮崎での折り返しは30〜40分、福岡での折り返しは25〜45分(4往復目と5往復目の間だけは1時間半あります)。集計ルールの最低20分は満たしていますが、機材繰りの遅れが30分出れば次の便を落とします。ここが崩れると、後続がドミノで消える構造だと理解しておいてください。
みっつめは4往復目と5往復目の間の空白です。17:45に福岡へ戻ってから19:15発まで1時間半空きます。この谷は、体力的には休憩になりますが、同時に「ここで撤退する」という判断ポイントでもあります。4往復=40LSPで切り上げれば18時前に終われます。
前泊をどう扱うか
07:15発を確実に押さえたいなら、福岡在住でない限り前泊が現実的な選択肢になります。始発便に間に合わせるための移動リスクを負うより、前夜に空港近くへ入っておくほうが行程全体は安定します。
前泊が効くのは、単に朝が楽になるからではありません。1便目を落とすと、その日の往復数が1つ丸ごと(=10LSP)減るからです。5往復の行程は1便目が最も重い便で、そこだけは遅延リスクを自分で作らないほうが合理的です。
福岡空港周辺のおすすめの宿
PR那覇-久米島を組む場合も同じ構図です。那覇の始発便に合わせるなら、遠方から那覇入りする日と修行日を分けるほうが、1日の往復数は安定します。那覇泊まりの修行については那覇空港周辺のホテル選びにも整理しています。
那覇空港周辺のおすすめの宿
PR那覇-久米島と、その他の4往復クラス
首位の那覇-久米島は区間マイル59マイル。今回の集計対象で最も短い部類で、1サイクルが極端に速く回ります。一方で那覇まで行く往復のレグが別途必要なので、首都圏在住者にとっては「現地入りの日」と「ピストンの日」を分ける2日以上の遠征が前提になります。
この点で福岡-宮崎が実用的なのは、本土内で完結して50LSPに届くことです。南西諸島まで渡らずに上限クラスの回数を、単純往復だけで達成できます。乗り継ぎを組み替える必要がないぶん、行程の設計も単純です。
4往復クラス(=40LSP)の顔ぶれも見ておきます。
| 区間 | エリア | 特徴 |
|---|---|---|
| 丘珠-函館 | 北海道 | 起点発7便/日と本数があり、道内在住なら移動レグが不要 |
| 丘珠-釧路 | 北海道 | 4便/日で4往復。ダイヤの並びが噛み合っている |
| 伊丹-出雲 | 近畿-中国 | 関西在住者が移動レグなしで組める貴重な4往復 |
| 那覇-宮古 | 沖縄 | 起点発8便/日。那覇拠点なら久米島と組み合わせやすい |
| 小松-羽田 | 中部-関東 | 幹線でありながら4往復。ただし起点は小松側 |
| 羽田-秋田 | 関東-東北 | 起点が羽田。首都圏在住なら移動レグが不要 |
| 伊丹-新潟 | 近畿-中部 | 関西発の第2候補 |
| 新千歳-仙台 | 北海道-東北 | 335マイルと長めながら4往復 |
自宅の最寄り空港が起点になる区間があるかどうかが、実際の効率を大きく左右します。移動レグ自体も1搭乗5ptにはなりますが、往復の時間コストは丸ごと余分です。首都圏在住なら起点が羽田の羽田-秋田、関西在住なら伊丹-出雲・伊丹-新潟が、遠征コストなしで40LSPを狙える候補になります。小松-羽田は集計上の起点が小松側なので、羽田から組むと1往復少なくなる可能性があります。
表に含まれる区間の中には、JAL本体以外のグループ会社や提携会社が運航する便が含まれる場合があります。Life Status ポイントの積算対象は「JALグループ国内線」で、かつマイル積算対象運賃で搭乗しマイルが積算された場合が条件です。特典航空券や積算対象外運賃での搭乗は0ptになります。予約前に、その便が積算対象かどうかをJAL公式のLife Status ポイント積算対象サービスでご確認ください。
ピストン区間を選ぶ5つの基準
ランキングをそのまま使うのではなく、自分の条件に当てはめるための判断軸を整理します。
- 区間マイルが短いか——最優先。1サイクルの長さがそのまま往復数の上限を決めます。便数の多さで選ばないでください。
- 自宅から起点空港に地上交通で行けるか——行けるなら移動レグの2〜4時間が丸ごと浮きます。ここが往復数以上に効く場面は多いです。
- 折り返し待ちに余裕があるか——集計は最低20分で通していますが、20分接続を4回連ねる行程は脆いです。1本落としても次のサイクルに戻れる並びかを確認してください。
- 撤退ポイントがあるか——福岡-宮崎の4往復目と5往復目の間のような谷があると、体調やダイヤ乱れに応じて途中で降りられます。
- 季節リスクが低い時期か——道内路線の冬季、沖縄の台風期は、往復数が理論値どおり出る確率が下がります。エリアごとの構造は修行先の比較記事に整理しています。
この5つのうち、1と2はランキング表だけで判定できます。3〜5は実際の日付で見ないと分かりません。だからこそ、候補を2〜3区間に絞ったあとでルート検索&比較を回す、という順序をおすすめします。
1,500ptまでの位置づけを数字で見る
ピストン修行が計画全体の中でどのくらいの重さなのかを、目標から逆算します。
JGC入会の基準はThree Star=生涯獲得1,500ptです。
| グレード | 必要Life Status ポイント |
|---|---|
| JGC Three Star(JGC入会の基準) | 1,500 |
| JGC Four Star | 3,000 |
| JGC Five Star | 6,000 |
| JGC Six Star | 12,000 |
1日あたりの獲得LSP別に、1,500ptを全量フライトで積んだ場合の必要日数は次のようになります(1搭乗5pt、移動レグを含まない単純計算です)。
| 1日の往復数 | 1日の搭乗回数 | 1日のLSP | 1,500pt到達に必要な日数 |
|---|---|---|---|
| 5往復 | 10回 | 50pt | 30日 |
| 4往復 | 8回 | 40pt | 38日 |
| 3往復 | 6回 | 30pt | 50日 |
5往復と3往復では、必要日数が20日違います。区間選びだけで、修行の総日数が4割変わるという計算です。
もっとも、この表は「全量をフライトで積む」極端な前提です。実際にはJALカード決済やJAL Payなどの陸の積算が差し引かれるので、必要日数はこれより減ります。自分の残ポイントから必要な搭乗回数を出すところはJAL LSP計算機で完結します。
Life Status ポイントには有効期限がなく、JALマイレージバンクを退会しない限り生涯たまり続けます。ただし個人の口座に積算されるため、家族間での合算や相続はできません。「今年中に30日ぶん飛ぶ」ような無理な圧縮より、条件のよい時期に分散するほうが現実的です。飛んだ空港は空港スタンプマップに記録しておくと、長期計画でも進捗が見えます。
ダイヤ改定という前提を織り込む
最後に、この記事の数字の賞味期限について正直に書いておきます。
本記事の集計は2026年3月29日〜10月24日の夏ダイヤ、2026年9月9日(水曜)を基準にした平日ダイヤのものです。冬ダイヤに切り替われば便の並びは組み替わり、往復数が増える区間も減る区間も出ます。季節運航の路線なら、そもそも設定がない期間があります。
したがって、この記事の使い方は次のようになります。
| 使い方 | 適否 |
|---|---|
| 候補区間を絞る地図として使う | 適する。区間の短さと往復数の相関は構造的なもので、改定で反転しにくい |
| 「◯月◯日に5往復できる」の根拠にする | 適さない。当日の便で確認が必要 |
| 運賃・費用の判断に使う | 適さない。運賃データは含まれていない |
「短い区間ほどピストンに強い」という関係はダイヤが変わっても残りますが、個別の便名と時刻は残りません。候補を絞るところまでを本記事で済ませ、確定は当日のダイヤで、という分担が安全です。
よくある質問
Q. 1日に何往復までできますか?
A. 本記事の集計では、乗り継ぎ最低20分・平日ダイヤという前提で最大5往復(10搭乗)でした。該当したのは那覇-久米島と福岡-宮崎の2区間です。ただしこれは始発から最終まで詰めた理論値で、遅延が1本あれば崩れます。
Q. 便数が多い羽田-福岡や羽田-新千歳のほうが有利では?
A. 集計上は逆でした。羽田-福岡・羽田-新千歳はいずれも片道17便/日ありますが、往復数は3往復=30LSPです。片道7便/日の福岡-宮崎が5往復=50LSPなので、便数ではなく1サイクルの短さが往復数を決めています。
Q. 逆向き(宮崎発-福岡)で組んでも5往復できますか?
A. できるとは限りません。ダイヤは方向について対称ではないため、起点をどちらにするかで往復数が変わります。本記事の表は往復数が多くなる側を起点として掲載しており、逆向きだと1往復少なくなる区間があります。
Q. 距離が短いと、もらえるポイントは減りませんか?
A. 減りません。JALグループ国内線のLife Status ポイントは1搭乗につき5ptで、距離には連動しません。59マイルの那覇-久米島も、羽田-那覇も同じ5ptです。距離が効くのは国際線で、こちらは1,000区間マイルごとに5ptです。
Q. どんな運賃で乗っても5ptもらえますか?
A. いいえ。国内線の1搭乗5ptはマイル積算対象運賃で搭乗し、JMBにマイルが積算された場合が対象です。特典航空券や積算対象外運賃での搭乗は0ptになります。安さだけで運賃を選ぶと積算されないことがあるので、予約前に対象運賃かをご確認ください。
Q. 途中で遅延が出たらどうなりますか?
A. その先の往復が連鎖的に崩れます。福岡-宮崎の例では折り返しが25〜45分しかないため、30分の遅れで次の便を落とすと、その日の往復数が1つ(=10LSP)減ります。変更が利く運賃を選ぶ、撤退ポイントを事前に決めておくといった設計とセットで考えてください。
Q. 移動レグ(自宅から起点空港まで)は無駄になりますか?
A. なりません。移動の便も1搭乗としてカウントされます。ただし時間コストは余分にかかるので、自宅の最寄り空港が起点になる区間を選べるならそのほうが有利です。首都圏なら起点が羽田の羽田-秋田、関西なら伊丹-出雲・伊丹-新潟が候補になります。
Q. 記事の便名で予約すればいいですか?
A. そのまま使わないでください。掲載した便名・時刻は2026年9月9日基準のダイヤで、ダイヤ改定や季節運航で変わります。実際に飛ぶ日の便はルート検索&比較で確認してください。
Q. 費用はどのくらいかかりますか?
A. 本記事は時刻表データのみを扱っており、運賃データは含んでいません。金額の判断には単価スカウターやLSP原価シミュレーターをお使いください。運賃は時期・購入タイミングで動くため、記事の固定値より実勢価格で判断するほうが確実です。
Q. 家族と分担してポイントを貯められますか?
A. できません。Life Status ポイントは個人の口座に積算され、家族間での合算や相続はできない仕組みです。2人分を目指す場合は、それぞれ独立に計画を立てる前提になります。
まとめ:区間は「短さ」で選ぶ
要点を4行に圧縮します。
- 上限は1日5往復=50LSP。那覇-久米島と福岡-宮崎の2区間だけが到達しました。本土内で完結する点では福岡-宮崎が実用的です。
- 便数の多さは回数効率ではありません。片道17便/日の羽田-福岡が3往復、片道7便/日の福岡-宮崎が5往復。律速するのは1サイクルの長さです。
- 自宅の最寄り空港が起点になるかを次に見る。首都圏起点の羽田-秋田、関西起点の伊丹-出雲・伊丹-新潟は、移動レグなしで40LSPを狙える候補です。
- 数字は候補を絞るためのもの。ダイヤ改定・季節運航・遅延欠航で変わるので、確定は当日の便で行ってください。
なお、本記事に記載したLife Status ポイントの積算基準・グレード条件は本記事執筆時点(2026年9月)のもので、対象サービスや積算基準は改定されることがあります。往復数の集計は当サイト保有の時刻表データにもとづくもので、JAL公式の発表ではありません。最新条件はJAL公式のLife Status ポイント積算対象サービスおよびJAL国内線の路線・時刻表でご確認ください。
まずはピストン修行に強い路線ランキングで全区間を眺めて候補を2〜3に絞り、JAL LSP計算機で必要な搭乗回数を出し、ルート検索&比較で実際の日付の便を確認する。この3手で、「どの区間を何日組むか」は自分の数字で決まります。
